毎日放送 映像’17(2017/8/28) 宮武外骨と安倍政権、権力の嗤い方、ジャーナリズムのあり方

 

永岡です、毎日放送の映像‘17にて、戦前のジャーナリスト、宮武外骨のことが取り上げられました。ディレクターは津村健夫さんでした。

モリとカケ、森友学園問題、国会でASS(abe Shinzo Shusho(c)想田和弘さん)はズブズブの関係と突っ込まれて、ASSはそれで民進党の支持率は上がらないと開き直り、そして東京新聞の望月さんの追及に菅氏はブチ切れであり、加計学園問題の疑惑、国有地値引と国家戦略特区のデタラメ、国民の怒りは収まらず、モリ・カケ問題、ASS政権はちゃんと対応せず、支持率低下、ASSは内閣改造、仕事人内閣とASSは嘯き、おごり、ゆるみの上から目線のASS政権に、この人が生きていたら、宮武外骨、明治、大正、昭和で活躍した反骨のジャーナリスト、風刺、過激でもユーモアあり、外骨の甥で作家の吉野孝雄さんは、当時の収賄事件、警察の問題を追及、告発して、面白いやり方であったと証言されます。

過激で愛嬌あり、生誕150年、宮武外骨の軌跡を問うのです。

難波の、水の都に外骨ゆかりの場所があり、外骨のパネルがあり、1901年に誕生した滑稽新聞、新聞と言っても月2回で雑誌に近いものの、主筆の外骨は社会の不正を追及して、結核の特効薬として偽の薬を販売した業者を糾弾、風刺の紙面であり、容赦ない紙面が外骨流の愛嬌で、不正に怒りを爆発させて、ユーモアもあり、糾弾した相手が謝るとこれもユーモアでやり、女性記者を変装させて、潜入ルポ、アートディレクターとしても非凡で、大阪・京都をアバンギャルドで今でも通じるやり方で紹介して、人をあっと驚かせて、読者も驚かせるもの、大新聞の新年の紙面を風刺、新年の付録は、読者が見たら、紙くず買いの大バカ者と風刺、6000部→8万部に増えて、外骨の専属ライターもいて、1904年に日露戦争時にも、言論統制で伏字は実質なく、今の軍事当局はつまらぬことを秘密と言うと当局を風刺、戦争で言論弾圧への、当局への風刺であり、外骨は記事の最後を、〇〇を飛ばしたら伏字なしと笑うものなのです。

外骨の伝記を書いた吉野さんは、今の新聞、週刊誌に欠けている愛嬌、滑稽さ、ユーモアを笑いとしてやっていて、外骨は真面目に、ストイックにやっていると、何者をも恐れぬ批判精神は、国家からの弾圧に原点があり、家は裕福な農家、小学校を出て、東大受験の予備校のようなものにいたのに、外骨は落ちこぼれになり、17歳の際に、父親からの大金を当時高価な自転車に乗った、今ならスーパーカーに乗るバカ息子、18歳で外骨と改名して、自由民権運動に触発されて、自由に展開できる雑誌を目指し、大日本帝国憲法発布、明治新政府誕生から20年、薩長に幕府が取って代わられただけとして、23歳の外骨は、発刊した雑誌に、大日本頓智憲法と風刺、12条の条文からなり、二つを比較したら、第1条、大頓智協会と風刺して、できたばかりの憲法を風刺するパロディ精神、政府を激怒させて、発行停止、外骨は不敬罪に問われて、吉野さん、外骨は人間平等の精神を持っていて、落語の世界で、人間にはみんな欠点も弱点もあり、その精神が明治になり建前でなくなったというものの、実質は残ったことへの異議を唱えたというのです。

外骨は有罪で3年拘束されて、しかし監獄の印刷機で雑誌を出そうとして、獄中で国家権力への対抗心を身につけて、人間は平等だ、それを主張するのが俺の生きる道だとして、外骨は東京に行き、滑稽新聞を発行、パロディと風刺を武器に闘い、今外骨が生きていたらどうするか?

森友学園問題の疑惑解明は進んでおらず、ASSと昭恵氏、そしてASSの腹心の友の加計学園問題もあり、吉野さん、特権で特定の人物に利益をもたらしたものは、森友学園問題、加計学園問題ともに総理の特権による不正と指摘されて、滑稽新聞には外骨のジャーナリズム感があり、過激で愛嬌あり、圧力に屈せず、金や地位に惑わされず、外骨のいた100年前も、ジャーナリズムは意義を問われていたのです。

外骨は当時、大阪で収監されて、しかし獄中の出来事を滑稽新聞に連載して、山登りに収監生活を喩えて、外骨は迫害は勝利と言い、そして、現在のジャーナリズム、大臣などのスキャンダルを告発する週刊文春、新谷学編集長は、MBSの取材にインタビューではなくコメントで回答して、ASSは上から目線であり、国民は怒っているというメッセージを届けたかったと語り、親ASSでも反ASSでもなく、親しき中にもスキャンダルと新谷さんはコメントし、政権中枢からの要請も断って記事を書いて、外骨について、過激で愛嬌ありは文春の目指すもの、愛嬌で人間のいい面、悪い面も描くと言うのです。

菅長官に突っ込む東京新聞の望月衣塑子記者、加計学園問題で望月さん鋭く突っ込んで、ちゃんと回答しないので繰り返し追及して、慣例を破った望月さん、官邸の中枢で何が起こっているか、ナンバー1には追及できず、ナンバー2の菅氏を追及して、余裕があった菅氏も追い詰めたと言われて、望月さんの取材の根本は、自分の取材の中で思い、怒りがあり、疑問を疑問として突き付けて、それが国民の関心事であり、国民を代弁して権力を追及するというのです。

望月さんには賛同もあるものの、反動系からは批判、東京新聞の上層部は望月さんの会見出席を検討したものの、望月さんは問題を追及する記者の使命、応援する声が圧倒的であり、初めの頃は何だと、他社のやっかみも感じられたが、そういうものが来て、新たに取材して出てくるものは、何としても聞かないとならず、おかしくないかと追及すべきであり、きついという時もあったが、政府のゴリ押しへの怒りがあり、これからも尽力するのです。

外骨は、迫害を恐れるのは偽物と言い、言論の自由の抑圧された時代に、外骨は滑稽新聞を一旦廃刊して、8年の滑稽新聞は筆を折ったのかとしたら、大阪滑稽新聞を創刊して、明治の元老、山縣有朋、薩長勢力の山縣氏に容赦なく切り込み、山縣氏の操り人形とする、桂太郎首相、民衆のための政治ではないと批判して、頭をたんこぶだらけにして掲載して、首相夫人にも批判は及び、外骨は同業者も批判し、特に国民新聞、徳富蘇峰の起こした国民新聞は国民の視点から、桂内閣の代弁者になり、そのような国民新聞を消え去るべきと批判して、そして、ASSが憲法改悪を載せた読売新聞、平和憲法はみっともない、9条改悪に執念を燃やして、自民党総裁の考えは読売新聞に書いたと言い、権力との距離の取り方はジャーナリズムの問題、メディアも二分された今、これは貴重です。

外骨は45歳、1915年に大阪を離れて東京に行き、東大の吉野さんは外骨の理解者、外骨の収集していた明治時代の新聞の資料性を認めて、外骨に協力して、明治新聞雑誌協会、外骨の滑稽新聞を始め、記録が残っており、低能屁下万歳と、太平洋戦争開始、外骨75歳、東京を離れて多摩川で疎開生活、1945年の敗戦の翌年に外骨の本が出版されて、民主的な国がアメリカのおかげで実現した、みんなアメリカのおかげと皮肉り、外骨の最後に住んだ家があり、吉野さんの母の姉、叔母が外骨の妻、晩年の外骨を吉野さんは見ており、ある日、学校から帰り、狭い家で、叔母を呼んで、叔父さんを呼ぶと怒られて、正座させられて、親代わりの人に何か、お前は家に置いておけないと言われて、母が呼ばれて、息子がとんでもない奴であり、母は働いており、連れて帰れず、しつけが悪かったというと、外骨は泣き出して、許すから泣くなと許してくれて、外骨はかんしゃく玉を破裂させながら、滑稽新聞で不正を告発した意味を吉野さん言われました。

戦後、高齢の外骨は床に臥せることが多くなり、吉野さんは外骨の亡くなった日の事を作文で記録しておられます。

毎年、外骨の命日に近い週末の日に外骨忌が開かれて、外骨のゆかりの人たちや、外骨のファンが集まり、今年は8月5日に行われて、お酒もふるまわれて、外骨は変な名前をいやと思いつつ、それで有名になり、今外骨が生きていたら何に怒るか、世の中の仕組みなどに批判したと指摘される声があり、あらゆることに怒る声もあり、外骨の本の編集をされた松田哲夫さん(元筑摩書房編集者)、あらゆることに怒りまくり、外骨は危ないと言われたが、付き合うと愛嬌があり、逆に愛嬌ばかりふりまく政治家は本物ではないと言われます。

…で、ASSは国会終了後にうわべだけ謝罪して、そして、外骨の墓標があり、明治時代に希望を持ち、言論の自由の制限される中、ジャーナリズムを追及した外骨、滑稽新聞を始め、120余りの雑誌、書籍を発行、投獄4回、発禁、罰金は24回、生きるために筆を振るったのではなく、筆を振るうために生きた、反骨ジャーナリズムは100年を経て、現在のジャーナリストに多くの事を問いかけているのです。

言論の自由の制限された中で、こういうジャーナリストのいたことは驚きと希望であり、外骨の精神を、全てのジャーナリストに追ってほしいです、以上、映像’17の内容でした。

 

 

 

Categories アベノミス

Leave a Reply

Fill in your details below or click an icon to log in:

WordPress.com Logo

You are commenting using your WordPress.com account. Log Out /  Change )

Twitter picture

You are commenting using your Twitter account. Log Out /  Change )

Facebook photo

You are commenting using your Facebook account. Log Out /  Change )

Connecting to %s

%d bloggers like this:
search previous next tag category expand menu location phone mail time cart zoom edit close