市民のための自由なラジオ(2018/2/15) 朝鮮半島情勢と平昌オリンピックとこれからの日本 郭辰雄さんのお話&朝鮮半島の緊張緩和は安倍総理にマイナス&今中先生 福島原発事故7年を語る、廃炉には無限大の時間がかかる!

永岡です、市民のための自由なラジオLight UP! 第99回、今週はジャーナリストで新聞うずみ火代表の矢野宏さんの司会で大阪から放送されました。矢野宏の寄り添い通信です。

今回は2月9日収録、平昌オリンピック開会式、日本人アスリートの活躍に心躍り、今、韓国と共和国の融和でも、日本では共和国の融和姿勢に批判で、今回のテーマは朝鮮半島情勢と日本、トランプ政権による朝鮮民主主義人民共和国攻撃など言われた中で、融和状態も、日本のメディアでは文大統領が共和国のいいなりとも日本のテレビは報じ、これについてコリアNGOセンター(http://www.korea-ngo.org/ )代表理事の郭辰雄(カク・チヌン)さんのお話がありました。在日コリアンの立場から、大阪生まれの在日3世、共和国にも詳しく、コリアNGOセンターは2004年に南北コリアの統一が目標、郭さん、平昌オリンピックは南北合同で入場、チームには在日にもうれしく、この10年間韓国は保守政権で南北対立、韓国は共和国に強硬姿勢、共和国は核とロケット開発、平昌オリンピックが南北関係にどう影響するのか、郭さんのお話がありました。

前半のテーマは平和の祭典に、共和国参加の思惑、共和国は8日に軍事パレード、南北融和に冷や水と見られるが、郭さん、日本だと軍事パレードは脅威と見られるが、これは共和国の国内向け、朝鮮人民軍70年のイベントであり、今年は4月に実施は困難、米韓軍事演習がやられるので、軍事緊張を高めてしまい、オリンピック期間はアウトで、オリンピック直前に国内向けにやるのが合理的、対外的に公開せず、録画、規模も小さく、金正恩氏はアメリカの敵視政策を批判して、軍事緊張を高めるアメリカの牽制で、国内的なイベント、対外的にはこんなことしなくしてもいいように、アメリカへの挑発ではなく対話を求めて、共和国はモランボン楽団など460人の派遣団、ナンバー2の人と、ヨジョン氏が韓国に来て矢野さんビックリ、郭さん、これから南北対話を進めるという意思表示であり、二つあり、今回はヨンナム氏とヨジョン氏、ヨンナム氏は政府の代表で文大統領と同格、ヨジョン氏は共和国の革命の血統、金日成氏の血族、韓国の大統領が2度共和国に行ったが、ロイヤルファミリーが韓国に来たのは大きく、文在寅大統領とあったのは、首脳会談を共和国は進める意図で、これをきっかけに南北対話を進めたい意思表示。

たくさんの管弦楽団など来て、南北関係改善は政府だけではだめで、国民の世論が共和国と対話路線にするために、共和国と韓国の文化交流をする意味があり、この二つの理由、しかし日本のメディアは共和国の核やロケット開発の時間稼ぎなど罵詈雑言を浴びせて、これについて郭さん、時間稼ぎはもう終わり、昨年核とロケット発射をして、昨年11月にロケット発射をして、正恩氏は核武力は完成といい、共和国は核を持っていると宣言して、それで対話であり、アメリカと対等に対話する力を持ったと、元旦にいい、韓国に対話、オリンピックに参加、アメリカには敵視政策をやめてくれで、時間稼ぎの意味はなく、核自体もちろん肯定できないが、朝鮮半島は非核化して戦争はなくすべきで、しかし核をなくすには、駐韓米軍の存在もあり、日本のメディアの基本的な姿勢は、共和国に騙されるなというものは、今の対話の流れ=良くないという論調であり、しかし日本人の姿勢は、朝鮮半島で戦争なら日本もエライことになり、共和国を戦争覚悟で潰すのか、対話で解決するか、日本人の姿勢が問われて、オリンピックを利用して対話を模索すべきであり、日本のメディアは共和国=悪と見るのではなく、共和国と日本はどう向き合うか考えるべき。

開会式の前にペンス氏が来て安倍総理と会談、微笑み外交に騙されるなと安倍氏は言い、共和国は韓国とアメリカの関係を崩すという見方について、郭さん、共和国は対話に舵を切り、共和国は対話路線なのに、韓国、アメリカ、日本の立ち位置が異なり、文在寅大統領は対話に前向き、これを一貫して、アメリカも対話を模索するものもあり、ペンス氏は日本でも韓国でも共和国批判して、ペンス氏は保守的な人物、実務的な立場で、イデオロギー的に共和国に強硬でも、マティス氏やティラーソン氏は共和国と対話路線であり、アメリカが一枚岩で共和国を潰す路線ではなく、戦争と対話のやり方があり、しかし日本は共和国敵視一辺倒で、国内だけでなく、外国にも共和国を敵視する姿勢だが、これは日本政府の考え方、日本の政治は戦争準備法案と憲法改悪に行き、憲法改悪で戦争する仕組みには脅威が必要で、脅威を共和国で煽り9条抹殺、しかし朝鮮半島の対話開始なら、日本は憲法改悪の必要も、自衛隊の明記も不要になり、共和国を脅威とする安倍政権と、いかに脅威を取り除く方向かととの文大統領とあり、日韓は対極にあり、共和国がくさびではなく、それぞれ見ている方向が異なるものだと郭さんは指摘されて、しかし入港禁止の万景峰号が来て、国連の制裁の特例と言うものの、制裁を骨抜きにすると日本の論調があり、郭さん、共和国は核を持ち、国連事務総長に手紙を送り、アメリカの敵視政策をやめてくれ、共和国はアメリカの敵視政策のために、潰されないように核やロケット開発をして、万景峰号で来たのは、韓国への揺さぶりではなく、国連への働きかけであり、韓国は万景峰号を受け入れて、韓国政府はアメリカと話をしてしており、アメリカも認めたものであり、韓国政府が単独で国連の制裁を破ることはなく、駐韓のアメリカ大使も関わり、韓国政府に揺さぶりではなく、アメリカも共和国への姿勢を変えており、前提も、条件が整えば対話になるというもので、矢野さん、南北のスポーツ交流は、韓国の革新政権で進んで利用されるだけとの見方について問われて、郭さん、金大中氏や廬武鉉氏の時代にスポーツ、文化交流を活発にして、共和国も対話路線、しかし2008年以降韓国が保守政権になり、2010年の潜水艦沈没、延坪島事件など南北関係は緊張で、開城など中断であるが、その結果、共和国の理屈では、交流したいとしても、韓国が拒否で、今も朝鮮戦争は休戦状態、これを平和状態にしたく、そのために逆説的に核とロケットで、アメリカに対話を拒否できない軍事力をつけるためにやったものであり、もちろん核保有は許されないが、平和条約のために共和国は核を持つことに手を出して、それで新たな問題も起きて、若い世代はそんな共和国と統一できるか、疑念もあり、矢野さん、共和国は怖い国、ならず者と見ることに異論を呈されました。

 

Light UP! ジャーナルは福島原発事故7年、廃炉作業について、元京都大学原子炉実験所の今中哲二先生のお話がありました。

福島第一原発事故、現地で数千人の作業員が今も数十年単位の廃炉作業にかかり、現状と課題、1~4号機は、廃炉と言っても無数の問題でエライことで、今回は原子炉の周囲、1~3号機はメルトダウン、4号機も水素爆発で建屋破壊、この4つの原子炉の後始末は、真っ先にしないといけないのは核燃料の始末、核燃料には2種類あり、タチの悪いのはメルトダウンしたものと、使用済み核燃料、後者が量は多いが目に見えて処理作業できるが、4号機の使用済み核燃料は建屋崩壊でプールの基礎が破壊されて、もし地震なら放射能漏れでエライことになり、最初の数年間の廃炉作業は4号機の使用済み核燃料の処理に最優先でやって、これは大変でも2,3年前に何とか終わり、しかし線量が比較的少なくできて、しかし1~3号機の使用済み核燃料の処理は、線量も高く大変で、特に3号機は進み、今年中に取り出し開始できても、しかし1,2号機はまだで、地震でやられないと数年で行くが、これでも見えるものであり、問題はデブリ、熔けた核燃料は7年経っても目で見られず、格納容器、放射能もれを防ぐ容器で核燃料は熔けてしまい、そこにロボットを入れて、中を少しずつ調べて、1~3号機でメルトダウンの様子は違い、放射線量は違い、しかし大変な放射線量で、デブリについて調べないと処理はできず、事故の直後は格納容器を水で満たして上から取り出し(水棺,水は放射線を遮蔽する)と見ていたら、格納容器に穴が開いてこれは不可(泣)、横からロボットアームで取り出すとしても、計画を決めるのが来年!決めるのにはデブリの位置が分からないとならず、廃炉に40年かかると数年前に出たのは希望的観測で、展望を東電と原子力マフィアがエイヤァと出したもので、気の遠くなる時間がかかるのです、以上、今中先生のお話でした。3/17にうずみ火と今中先生の講演会もあります(http://jiyunaradio.jp/pdf/event20180317.pdf )。

 

後半のテーマは、これに対する韓国、文在寅大統領の出方、思惑がテーマです。

安倍総理とペンス氏は共和国に圧力といい、なぜ文大統領は共和国にオリンピックに参加してほしいと言ったか、郭さん、文大統領は朝鮮半島の平和、統一を語り、他方共和国は核実験、ロケット発射、アメリカはカール・ビンソンなど、今にも戦争が始まりそうで、しかし文大統領は7月にベルリンで朝鮮半島の平和を語り、その中で平昌オリンピックに共和国を招き、離散家族の交流など、オリンピックのために呼びかけたのではなく、朝鮮半島の平和のために文大統領は呼びかけた。

女子アイスホッケーで南北統一チーム、韓国の選手の機会が失われると韓国で批判があり、20~30代では、そこまでして共和国と一緒にやるのかという意見もあるものの、2/6に韓国与党のシンクタンクの世論調査では、今回のオリンピックが南北関係の改善になるかというのに、53%は懐疑的であり、半分は統一チームに否定的、若い世代で反対は多いが、朝鮮半島の統一には7割賛成で、63%は統一より先に平和共存を求めて、単なる感情的な統一ではなく、朝鮮半島の統一を求める韓国国民は多く、共和国の核とロケットが大きく、特に若い世代は共和国と統一できるのかと思うが、それでも7割の韓国国民は統一を求めて、統一のための模索が始まり、アイスホッケーチームに対する見方はこれを考えないとダメ。

矢野さん、日本でも若い世代の自民党の支持率が高く、保守化か、安定を求めるのか、韓国と似ていると言われて、郭さん、韓国も格差、有名大学を出ても就職先が少なく、非正規雇用が多く、韓国社会で生きるのが大変で、自分たちの生活をどうするか、変化して不利益になるのを若い世代は避けて、それが強く、一歩踏み出すのが出来ない、これは韓国も日本も同じで、日本のメディアも、共和国と安全保障の切り離しを言うものの、郭さん、安全保障にこだわっているのは日本のメディア、共和国とのスポーツ交流を、共和国に騙されるなど日本のメディアは一色であり、日本のメディアこそ政治と安全保障と、スポーツを切り離すべきで、日本には共和国に対する見方は様々あるものの、勾留次第で、拉致問題解決にもなり、しかし安倍総理は共和国と対話するな、騙されるな、では拉致被害者家族はどう受け取るのか、解決には対話が必要なのに、安倍氏の立ち位置は問題、日本国民は拉致問題解決のために、批判だけでなく、どう対話するか考えるべき。

文大統領の支持率低下を矢野さん懸念されて、郭さん、支持率は昨年来70%、オリンピックで6割に落ちて、共和国との統一チームなどあっても、それでも支持率は60%あり、与党の世論調査でも7割文大統領の政策は支持されて、安倍総理より支持率は高い(笑)。

矢野さん、アメリカは南北関係に反対、共和国の脅威で日本と韓国に武器が売れるからと指摘されて、郭さん、軍需産業にとって日韓はカモでも、アメリカの東アジア政策の最重要は中国、王外相は米朝接触を求めて、中国も朝鮮半島の安定を求めて、アメリカも戦争になったら大変で、アメリカも対話路線はあり得て、問題は急激な変更や、過去のアメリカの政策との齟齬があったら問題なものの、アメリカは対話に前向き。

しかし、日本は共和国の脅威を煽り憲法改悪と軍事費を増大、朝鮮半島の平和は、安倍政権にマイナスでそれで冷や水を浴びても、しかし安倍氏の不安氏は、日本にとって朝鮮半島の平和はプラスであり、戦争から遠ざかるのは、日本にはプラス。

オリンピックは南北関係にプラスか、郭さん、ぜひなってほしい、米韓軍事演習もあるものの、お互いにいい知恵を出していい方向に行ってほしいと言われました。

 

今週の特集、矢野さん、私たちは朝鮮半島にどうむき合うかを問われて、郭さん、オリンピックを楽しみ、これをきっかけに対話を進めて、戦争ではなく平和への動きにすべきで、これに日本国民も進むべき、朝鮮半島は日本の隣国で、しかし朝鮮戦争は休戦状態で、これを落ち着かせることは、日本人にもプラスであり、矢野さん、朝鮮半島の分断には日本の植民地支配の責任が大きいと締めくくられました。

大変貴重な内容でした、この内容、例によりいくらでも拡散してください、以上、今週の自由なラジオでした。

 

 

 

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