J-WAVE JAM・THE・WORLD(2019/11/12) 青木理&柳原三佳 揺さぶられっ子問題による冤罪事件を語る、日本の刑事司法の問題点を説く、桜を見る会のデタラメを撃つ!&堀潤 緊迫する香港情勢報告

J-WAVE JAM・THE・WORLD(2019/11/12) 青木理&柳原三佳 揺さぶられっ子問題による冤罪事件を語る、日本の刑事司法の問題点を説く、桜を見る会のデタラメを撃つ!&堀潤 緊迫する香港情勢報告

 

 永岡です、J-WAVEのJAM・THE・WORLD、グローバーさんのナビゲート、火曜日のニューススーパーバイザーはジャーナリストの青木理さんでした。

 

 激動の香港情勢、堀潤さんが現地取材から今朝帰国されたところで報告です。お電話での出演です。

 堀さん、香港、昨日朝の若者狙撃を知り即飛んでとんぼ返り、7月以来月に1,2回、行き、若者のデモ、地元の市民を取材して、大きな変化、催涙弾は中国製で250度の高温になるもの、救急ボランティアも被害。催涙弾は武装警官がデモ隊、記者どころか一般市民にも投げて、高濃度、堀さん防毒マスクで取材しても大変、催涙弾を水平射撃で大変危険。グローバーさん、警察の姿勢を問われて、堀さん、中国本土の習近平氏と香港のキャリー・ラム氏会談、周氏は秩序を維持と命令、若者は暴徒とラム氏はいうものの「堀さん、暴徒は警察権力である」、市民は平和的な話し合いを求めていたのに、警察が催涙弾、暴力、逮捕拘束、暴力的取り調べ、女性をレイプ!で市民は警察を信用せず、学生たちも暴力的にならざるを得ず、しかし学生たちは一方的に暴力的ではなく、民間施設で自制はある、しかし警察の暴力がエスカレートして、催涙弾どころか実弾で市民を撃ち、ショッピングモールで道路封鎖を意図したデモ隊に交通課が取り締まりとして発砲、映像を見て、現場による行くと、朝事件現場を見た若者の証言を得て、通勤通学時間で警官は何もせず発砲、若者が警官に抵抗して、武器を持たない若者たち、警官はパニックか、しかし発泡なら足元を撃つべきところを腹部を撃ってしまい、タクシー運転手たちもヤジを飛ばして、警察官の銃撃の際に兵士が拍手、女性が救急車を呼ぼうとして暴力を振るわれて、周りの人たちが抵抗して、武装警察が催涙弾などを使い、無法地帯。

 グローバーさん、この先の出口はどうなる、デモを抑えるか、どうかを問われて、堀さん、今回の問題は逃亡犯条例改悪に発して、しかし根は深く、2014年の雨傘運動、香港の市民の生活基盤が崩壊、中国、メインランドの資本が入り、広東語→北京語、香港のアイデンティティ喪失、香港の若者たちは低賃金でしか働けず、高級マンションに住めるのは中国本土の人間、香港は本当は独立したが軍隊を持たず、彼らはアメリカ、日本、イギリスなど民主主義国家にSOS、我々自由主義国家が覇権国家中国に抗議すべき、来年習近平氏来日するが、人権を守れと言うべきと締めくくられました。

 

 青木さん、香港のこと、香港市民を助ける国が出てくるべき、中国に嫌われても、というリスナーのメッセージがあり、青木さん、それは難しい、中国は世界の工場から世界の市場、アメリカのGAFAも中国には逆らえず、中国はいい面もあるものの、人権では問題であることを各国の首脳、ジャーナリストは知るべき、世界の人権を香港は左右するリトマス試験紙だと説かれました。

 

 青木さんの気になったニュースは、桜を見る会のこと、ここにきて大きな問題になり、テレビも大きく取り上げて、二階氏は選挙区の有権者に配慮するのは当たり前=公職選挙法違反、青木さん、根本は政治家に支持者がいて、批判するものもいるが、総理大臣、自民党総裁、自民党の支持者に対して税金で配慮は許されず、総理大臣は自民党支持者だけのものではなく、最近安倍総理が野党議員にヤジ、しかし行政府のトップとして、野党議員には敬意を示すべきで、総理の桜を見る会は総理の、自民党のものではない、国、社会に貢献のあった人を慎ましくねぎらうべきもので、自分の支持者、後援会を招くのは税金の私物化、安倍総理の後援会850人を桜を見る会に招待、しかし菅原氏は支持者にメロンや香典の便宜供与で辞任、これは安倍氏が税金で公職選挙法違反+安倍氏は前夜祭をホテルを借り切ってやり、交通費、参加費はどうか?パーティに見合う金額でないなら、公職選挙法に抵触、桜を見る会に留まらない問題、安倍氏に近い議員、三原じゅん子氏は母親も呼んで問題、これは意外と奥深く、今後問題になる。そして、招待者名簿を廃棄、モリカケと同じで嘘、青木さん、テレビで指摘したが、年賀状も名簿は残す=桜を見る会の名簿は野党にばれたらヤバいから隠していると説かれました。

 

 UP CLOSE、揺さぶられっ子症候群のこと、ジャーナリストの柳原三佳さんのお話がありました。不慮の事故なのに揺さぶられっこ症候群で虐待と見られることを問います。概略ご紹介します。大阪高裁で、これで起訴された女性に無罪判決、青木さんの問う刑事司法のこともあります。子供の虐待が問題視されて、しかし虐待ではないこともある、柳原さん本(http://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000313776  )を出されたばかり、青木さんとは久しぶり、本を青木さん見て、SBS、揺さぶられっ子症候群、母子手帳には危険性が明記されて、赤ちゃんを揺さぶるものをSBS、乳幼児揺さぶられ症候群、SBS理論があり、赤ちゃんの脳に急性硬膜下血腫などあれば、近くにいた大人が揺さぶったため、外国で70年代に言われて、厚労省HPでSBS警告。

 赤ちゃんを揺さぶるのは問題だが、悪意あるものだけでない、SBSで子供が亡くなり刑事事件になった例があり、しかし揺さぶられて亡くなったのか、重度障害か、転倒の例もあり、ベッドから落ちた、事故によるもの、大阪高裁での逆転無罪、祖母が赤ちゃんの面倒を見て、突然急変、病気の可能性がある、しかし揺さぶりの犯罪とされて、青木さん、場所を問われて、大阪府、大阪府警の捜査、祖母が殺したとして逮捕、急変から3か月後に亡くなり、赤ちゃんの脳に3つの兆候、病院→警察に通報、大阪府警のみ虐待捜査班があり、事件は大阪で極端に多い。青木さん、児童虐待防止は必要だが、問題点を問われて、柳原さん、冤罪の混じるのは虐待とは別、客観的証拠なし、赤ちゃんの脳に3つの兆候でSBSとされるのは問題。

 青木さん、無罪判決の出た祖母の場合、一貫して無罪、自白していない、厳しい取り調べで自白するのが多く、否認で客観的証拠なし、有罪は3兆候のみ、警察は小児科医に聞いて、虐待に間違いないと判断、意見を聞いた警察・検察がされて訴追、しかし3兆候があり、祖母が否認なら、他の行為はどうかと青木さん問われて、柳原さん、母親は取り調べで問題なし、祖母が標的にされた。

 青木さん、祖母しかできない+3兆候で一審有罪だが、小児科医は、脳神経外科で判断すべきと説かれて、柳原さん、祖母が一審で実刑、その際にSBS検証プロジェクトがあり、外国ではSBSは仮説で疑わしい、専門家が一審判決を知り何とかしないといけない、高裁から弁護団参加、そして脳神経外科に弁護団が打診→そもそも急性硬膜下血腫ではない、画像の見誤り。

 青木さん、3兆候の一つすら怪しい、柳原さん、外国の専門家に見せて、病気と判断、高裁では珍しく、証人尋問をして、青木さん、児童相談所の姿勢を問われて、柳原さん、赤ちゃんは入院、死去で親子分離はなかったが、他には一時保護として子供を両親から引き離す。青木さん、虐待が疑われたら、子供の命を守る、予防的なものはあるが、しかし刑事事件として扱うなら徹底的に検証、10人逃がしても一人の冤罪はダメの原則を使っていないと説かれて、柳原さん、ケガはあったが、殺意、母親が殺人未遂で逮捕もあり、しかし子供を殺そうとしたものではない。その兄が発達障害、その子が赤ちゃんを落としてしまい、3兆候、しかし落としたのは誤嚥、大阪高裁で判決待ち。これは先の逆転無罪と同じ小児科医がやり、青木さん、虐待をなくしたいと善意、しかしそれが結果的に冤罪を生んだ、柳原さんも子育て経験があり、事故・病気はあり、それを全て虐待としたらおかしい。

 青木さん、SBSを当てはめて即虐待というのは外国だとおかしいとされているのに、日本だと厚労省で虐待になる、しかし3mから落とした、交通事故の場合なのに、日本だと未だにSBSで判断される。

 青木さん、こうして無実を訴える女性は多いかと問われて、柳原さん多い、当事者がメールをくれて、体験を交友して、パターンは同じ、病院から通報、有無を言わさずガサ入れ。青木さん、冤罪の被害者は大変、しかし自分の子供、孫の死、負傷はそれ自体ショック、柳原さん、裁判を傍聴して、被害者は誰か、亡くなった子供が被害者でも、祖母の無罪に娘は泣いて、誰が被害者か、こんなことでは子育ては怖くてできない、自分の部屋に監視カメラをつけた例もあり、刑事訴訟されずともしんどい。

 青木さん、これをどうしたらいいか?今、もエアガンで子供を撃つ、虐待も実際あり、しかし冤罪もある、話を聞くと、虐待をなくしたい人たちの善意の暴走、虐待捜査班なら実績がいるのに、柳原さん、脳の専門家の意見を聞いてから刑事訴訟すべき、青木さん、祖母が孫を揺さぶった件、小児科だけでなく、脳の専門家を入れるべき、柳原さん、高裁で前提が崩れて、検察官などの責任は大きい。大阪だとSBS裁判で3件無罪、この国の刑事司法は起訴=有罪の中で珍しく、裁判官もSBSに頼るのは危険としている。この件は検察も上告せず、しかし祖母は1年3か月も拘置所に入れられたもので、青木さん、ゴーン氏のことも、人質司法の問題があると締めくくられました、グローバーさん、虐待をなくすだけでなく、こういう冤罪をなくすことを問われて、青木さん、子供の命を守るのには早く動く、刑事司法だと慎重にすべき、それで虐待の子供たちも救えて、冤罪も防げると説かれました、以上、青木さん、柳原さんのお話でした。

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