文化放送ラジオ くにまるジャパン極(2020/12/7) 大谷昭宏 コロナ禍・医療体制逼迫と菅総理の記者会見、安倍氏の地検取り調べを語る、行政は感染拡大防止と医療体制充実を怠り破綻、菅総理の無責任さ、安倍氏の責任の重さを説く!
永岡です、文化放送ラジオの、くにまるジャパン極、月曜日のコメンテイターはジャーナリストの大谷昭宏さんでした。大谷さんスタジオ出演、野村邦丸さんの司会、西川文野さんがアシスタントでした。
報道するラジオの案内であったジャーナリストの平野幸夫さん、菅総理の棒読み答弁と、山田真貴子内閣報道官の恫喝によるデタラメをブログで指摘されています、https://ameblo.jp/hirano-yukio/entry-12642156669.html 前の安倍政権から自民党のデタラメを許しているのはマスメディア、特にテレビの責任が大きいです。大阪での維新のデタラメは大阪のテレビ局、特に読売テレビと関西テレビの責任です、日本のテレビは今や半分民主主義の敵です!
今、神戸の元町映画館にて、彼女は夢で踊る、広島のストリップ劇場を描いた、マドリード国際映画祭の審査員賞受賞作をやっていて、一昨日は時川英之監督の舞台あいさつもあり好評でした。これもお勧めします。
深読みジャパン、コロナ禍、医療体制の逼迫、金曜日の菅総理の記者会見がテーマ、その中で深刻なコロナ禍、大阪の救急救命センターにて、他の救急を閉鎖してコロナに回し、大阪で若いがん患者の病棟を閉鎖、地域医療を支える砦が破綻、行政の見通しがデタラメのため、病床は86%埋まり間もなく満杯、行政の見通しが甘く、第1波の時に備えなかった、大谷さん、国も大阪も甘く、通天閣は赤くなり大阪は大変と言われて、感染者数は高止まり、赤信号は医療体制破綻のため、ウイルスは1年で知識が増えたが、医療崩壊は責任の所在が国と大阪府、大阪市=自民党と維新の責任、東京だと国と自治体が責任のなすり合い、大阪、北海道で自衛隊派遣を求めても、大阪は206の重症のベッドがあると言っていても、実際使えるのは104のみ、病院は経営が逼迫して、重症のために空けられず、なら自治体がお金あげるから空けておいてとすべき+十三市民病院をコロナ専用にして、妊婦さんなどを追い出し、市民の救急と外来を止められたら死ぬしかない。
邦丸さんも、手当するものがあったのに、国、自治体が補償をしていないので医療崩壊であり、今になりほら見たことかではない、医師がテレビで語り、インフルエンザはマスクと消毒で抑えても、コロナはそれでは防げず、コロナの感染力は強いのに、対策できていない、大谷さん、事件記者時代に古い刑事と話して、誰がやっても逮捕できるものできないものがあり、できるように努力すべき、コロナは、最初は抑えられなかったが、抑えるのは行政しかできず、行政はやり様によっては抑えられたものを放置して、ならGoToは止める、延期をすべき、旅行業界に今はやめてくれとすべき、お金は国が出すから止めてとすべき、それでないと感染拡大は止まらない。
菅氏の記者会見は9/16以来、そして内閣支持率は急落(共同通信で12ポイント下落)、菅氏は自らの言葉で説明していない、自身の発信不足を認めて、4日の記者会見は国会が閉じる際のものだが、邦丸さんもコロナ対策は不足というものの、国民はコロナを菅政権はこうすると言うべきなのにせず、大谷さん、毎日とは言わないが、コロナ対策は毎週記者会見すべき、カーボンフリー、携帯電話よりコロナで菅氏は発信すべきなのに、9月以来2度目の記者会見は少なすぎて、支持率はこれでも高いくらい。
先週、伊藤惇夫さんが政治家の言葉について批評されて、安倍氏はやることが裏目に出て、それを見ている菅氏はそれで喋らないというのかというもの、政策は、言葉の発信が必要なのに菅氏は怠慢だと説かれて、GoTo見直しはしない、大谷さん、政策について、コロナは言葉で国民を安心させるべきなのに、マスク会食は保育園の先生でも言える、どうやって看護師不足を解消するか、個人では何もできず、政治が看護師、医師不足を何とかすべき。さらに菅氏は110回答弁を差し控えるでは総理大臣は失格、総理がそんなことでは国民は救われない。
邦丸さん、安倍政権では官邸官僚が動かしていて、閣議でヤバいと言わないのかと説かれて、大谷さん、東京と大阪でもっと早く手を打つべき、大阪ではあたらしい病棟を作っても看護師なし、近隣の和歌山が協力とは、本来大都市の大阪が近隣を援助すべきなのに、和歌山に頼ると共倒れの危機がある。第1波の際に差別も医療従事者にあり、その際に医師、看護師を支えるべきなのに、医療従事者にも家族がいるのに、彼らへの配慮が足りなさすぎると邦丸さんも怒られて、医療従事者のケア、大谷さん、精神的な支えがいり、十三市民病院も離職者が相次いで、もう限界、それでGoToで感染拡大にて医療従事者に負担などとんでもないことで、医療従事者の声を行政は聞くべき、手を洗う、マスクと異なり個人で歯どうしようもない。
邦丸さん、どうして行政は動かないと問われて、大谷さん、経済を止めたら批判される政権、しかしそれでコロナは対策できない、政策の失敗を認めたくないと読売の社説も書いて、どうして医療従事者を助けない、邦丸さんも閣僚は何をしていると怒られました。
(これ、太平洋戦争の末期、物資も兵士もなくなったのに降伏しなかったのと同じに見えます)
安倍氏の桜を見る会の前夜祭、東京地検特捜部は第一秘書を略式起訴、安倍氏にも事情聴取、安倍氏の資金管理団体が900万負担、公設第一秘書がこれについて政治資金収支報告書の不記載400万、罰金刑で裁判なし、これについて大谷さん、自民党では秘書で終わるとしていて、しかし安倍氏に任意で事情聴取、安倍氏への影響は、地検が逮捕したのは角栄氏のみ、総理の任意聴取もそれ以来、検察は思い切り、これを避けるために安倍政権は林氏を検事総長にしたくない、黒川氏を検事総長にしようとして失敗、林検事総長=安倍氏の「氏」がなくなることで、安倍氏は国会で野党相手のデタラメ説明を検察でできず、安倍氏の調書は林氏も見るもので、林氏の納得できる調書でないとダメ、そして秘書が勝手にやったという言い訳は検事の前では通らない。
安倍氏、そんなことを知らなかった、後援会は秘書に任せたと逃げられるか、大谷さん、安倍氏は検察に出てこいと言われている=秘書に責任転嫁はダメ+ホテルの明細書は検察にあり、秘書が勝手にやったは通じず、調書によっては大変なことになる。調書により、当然安倍氏も政治資金規正法違反を問われて、公職選挙法より弱い法律ではない、公職選挙法は立件のハードルが高く、他方政治資金規正法は様々なやり方があり、説明のできないお金を使ったら政治資金規正法違反、秘書に責任転嫁はダメ、安倍氏の任意聴取は、安倍氏も覚悟を持って取り調べになる。検察庁に行くのではなく、ホテルでやるが、まさかホテルニューオータニではない(笑)と締めくくられました、以上、大谷さんのお話でした。