空いてるICU 受け入れ情報ネット共有の「沖縄方式」で見つけて
人を馬鹿にした働かせ方をするな。俺は人間だ」
「生きさせろ!!」
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都内病院 患者選別のトリアージ寸前
【医療の裏側】空いてるICU 受け入れ情報ネット共有の沖縄方式で見つけて
2021/01/06 山岡淳一郎 (作家)
もうすぐ首都圏の一都三県に「緊急事態宣言」が再発出される。あらためて言うまでもないが、緊急事態宣言
を出す最大の目的は医療崩壊を防ぐためだ。
東京都の現状をみると、医療崩壊はすでに起きている感がある。1月5日19時30分現在、新型コロナ感染症での
入院患者数は3025人で、コロナ用に確保している・・・
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「沖縄方式」:詳細は「世界」21年1月号「コロナ戦記」 沖縄・第三波のプレビューだった苦闘
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漁師・緒方正人「チッソは私であった」
(1)水俣病認定闘争の最前線に立つが、チッソや国の「顔の不在」に疑問を持つ
(2)自分が「チッソ側の人間だったら」と考えるようになる
(3)「チッソは私」と考えるようになるが、
同時に半狂乱状態になる
「どれほど多くの人が殺されたのかわからないのに、被害者・漁民のほうからは加害者の人たちを誰一人殺し
ていない。本当に不思議なんです。/命に関わる一番大事なところでは、いつも殺されても殺さなかった。こ
れは事実です。」(p61)
「自分が狂っていると感じ始めたときは、グワーッと一つの餅がねじれて、二つに千切れるような、宇宙空間
がバギュッとねじれて千切れ、はじけるような、そういう感じですよね。」(p173)
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「立ち上がる未来世代」 21年1月1日 東京新聞
地球温暖化対策や民主化実現、人権擁護など、国際社会にとって最も重要な課題への取り組みで、
若手の女性活動家の存在が際立っており、例年ノーベル平和賞の有力候補に
も挙げられています。今、最も注目される7人を紹介します。
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「私は勝つ。すぐではないが、絶対に」 Loujain al-Hathloul
カナダの大学を卒業後、世界で唯一、女性の自動車運転が認められていなかったサウジで
解禁を訴える活動を続け、女性のみの旅行を規制する「男性後見人制度」にも異を唱えた。
「国益を損なう罪」などで2018年5月に拘束。
20年12月28日、サウジの裁判所は禁錮5年8月の判決を下した。
ルジャイン・ハズルールさん 31歳 サウジアラビア 人権活動家
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「銃を捨て、ペンを手に取ろう」 Ilwad Elman
内戦が続いたソマリアで平和活動に取り組むNPOを、母親と運営。
元戦闘員の若者に対する職業訓練や、孤児の支援、性暴力の被害に遭った女性への治療・
カウンセリングなどの取り組みの企画、監督を担う。
2010年にはソマリアで最初のレイプ管理センターを設立し活動を拡大中。
18年、国連のグテレス事務総長から国連平和構築基金の顧問の一人に任命された。
イルワド・エルマンさん 31歳 ソマリア 人権活動家
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「絶望の中にあっても、強く生きなければ」 Agnes Chow
2014年の香港での大規模民主化デモ「雨傘運動」で注目を集め、民主化を求める
香港の若者の象徴的な存在に。
国際社会に、中国への制裁など圧力強化を訴えてきた。
流ちょうな日本語で日本のメディアにも頻繁に登場、「民主の女神」とも呼ばれる。
19年8月に扇動した疑いで逮捕され、20年12月2日、香港の裁判所は禁錮10月
の実刑判決を言い渡した。
20年8月には香港国家安全維持法(国安法)違反容疑でも逮捕されている。
周庭さん 24歳 香港 民主活動家
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「私たちの家はまだ燃えている。あなた方の不作為が刻一刻と炎を強めている」 Greta Thunberg
金曜に学校を休んで地球温暖化対策を訴える「未来のための金曜日」
を呼ばれる活動は、SNS(会員制交流サイト)を通じて共感を集め、
世界中の若者が政府、企業に温室効果ガス削減を求める活動に発展。
気候変動対策を世界各国に働き掛ける活動を行う。
地球温暖化を防ぐ運動の世界的な象徴。
グレタ・トゥンベリさん 17歳 スウェーデン 環境活動家
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「世界中の若者は政治的になるべきだ」 Hajer Sharief
2011年のリビア内戦の惨状に衝撃を受け、リビアの平和的で民主的な政権移行を目指す
市民社会ネットワークを友人らと共同で立ち上げる。
今も家父長制の因習が根強く、イスラム主義勢力の影響も強いリビアでの女性に対する
暴力についての公開調査を行うなど、女性の権利拡大も目指す。
ハジャ・シャリーフさん 26歳 リビア 人権活動家
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「すべての人が平等に、チャンスを手にできる社会に」 Panusaya Sithijirawattanakul
極端な経済格差が一向に縮まらぬタイ社会で、反体制デモをけん引し続ける大学生リーダーの一人。
既得権益層の頂点にあり、批判がタブーの王室にも真っ向から改革を迫る。
多くの訴訟案件を抱え、当局は最高禁錮15年の不敬罪の適用も視野に。
だが1年前には、王室改革が公然と語られることは想像もつかなかった。
変革は容易でないが、あきらめない。
パヌサヤ・シチジラワタナクルさん 22歳 タイ 民主活動家
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「今、女性たちは『もうたくさん』と言っています」 Alah Salah
2年前、バシル大統領の独裁政権に対する抗議デモを、白い民族衣装姿で鼓舞し続けた。
長期の独裁政権が倒れる原動力となり「革命の象徴」と呼ばれる。
独裁体制の終焉(しゅうえん)後も、男性優位の風潮から性犯罪も絶えないなかで
女性に対する差別の根絶に取り組む。
アラ・サラさん 23歳(24歳 説も) スーダン 人権活動家
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「患者さんの権利と責任」 名誉総長 若月俊一
私が病院内に「患者さんの権利と責任」を掲示したのは、1983年の1月です。 それ以来、今日まで病院玄
関の患者さんからよく見える場所に掲示を続けています。
患者さんの命を救うという大切な仕事は、そのまま患者さんの人権を守ることに通ずるのは当然ではないかと
思うのですが、残念ながら医療の歴史の中では軽ん じられてきたことは否めません。そこでこの掲示となった
わけですが、このような掲示を出したのは、当時の日本の病院では初めてではなかったでしょうか。
しかしながら、療養で一番大切なのは、何よりも「患者さんと医者の人間関係」なのではないでしょうか。こ
の人間関係の温かさは、必ずしも権利と義務という ような法律関係や、需要と供給というような経済関係から
は出てきません。何よりも大切なのは医者の患者さんに対する「人間的」思いやりであって、権利義務 の主張
だけではないということも付け加えたいのです。
http://www.sakuhp.or.jp/ja/center/2879/002884.html
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【追悼】
<グローバルからローカルへ、私の視点> 大江正章(おおえ・ただあき)
今から約40年前、経済学者の玉野井芳郎らが「地域主義研究集談会」という緩やかなグループを組織し、「地
域主義」を提唱した。それは「既成のものの枠をこえた何かを視座におこうとし」、多くの人たちに注目され
ていく。彼はこう述べた。
「地域主義とは、地域に生きる生活者たちが、その自然・歴史・風土を背景に、その地域社会に対して一体感
をもち、経済的自立性を踏まえて、自らの政治的・行政的自律性と文化的独自性を追求することをいう」
「地域に自分をアイデンティファイする住民の自発性と実行力によって地域の個性を生かしきる産業と文化を
内発的につくりあげてゆく」
そこには、欧米を追いかけ、「もっと速く、もっと大きく、もっと合理的に」というグローバリズム的発想へ
の明確な批判があった。78年に出版された『地域主義』には、地域医療、コミュニティ・バンク、有機農業な
ど現在の重要テーマが「地域主義の実践」として、論じられている。
残念ながら、85年の玉野井の死去や86年以降のバブル経済などによって、こうした思潮はほぼ姿を消す。だが
、昨今の田園回帰する若者たちの発想・行動・感性を見ていると、地域主義は再びそこに生きていると強く感
じる。
ぼくは80年代前半に編集者として最晩年の玉野井と仕事し、『いのちと農の論理――都市化と産業化を超えて
』という本を創った。ここに、いまに至るぼくの原点がある。
https://theslothclub.wixsite.com/2020/post/_1218
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約3カ月たった9月、米軍の後押しで戦況が逆転し、北朝鮮軍はソウルから撤退します。撤退に当たっては、反
共人士と目された人の粛清、有能な人材の拉致、施設の破壊などが行われました。占領下で粛清されたソウル
市民は1万人に迫り、北に連行された人数は2万から3万と推定されているようです(正確な数字を割り出す
のは非常に困難なことです)。
そして、この時期に避難できずソウルにとどまった人と避難した人との間には、埋めがたい溝が生まれました
。避難しなかった人には多かれ少なかれ、共産主義者への協力者の烙印が押されてしまいました。
著者は「つきつめていくと共産党の治世下で生き残ったことさえ罪になりえた」と書いています。つまり、ど
こかに身を潜めて生き延びていたとしても、誰かが食料を届けてくれてはいたはずです。その誰かは疑いをか
けられないよう、いっそう熱心に人民軍に協力し、金日成をたたえ、喉を枯らして人民歌謡を歌いまくるしか
なかったでしょう。そんな中で一人だけ潔白を主張することは非常に難しくなってしまうのです。
朴婉緒によれば、「一点の疑いもなく潔白であると主張するには、漢江の橋を渡って避難したというのが最も
有効」だったそうで、そこから「渡江派」という特権階級が生まれた、とまで記されています。
https://bit.ly/3olza5n
韓国文学の重鎮パク・ワンソに見る 女性たちの体験した朝鮮戦争
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48年に済州島で起きた4.3事件にも南労党の指導部が強く関わっています。この武装蜂起に際しては軍隊の他に
右翼団体が大量に送り込まれ、漢拏(ハルラ)山麓で大規模なパルチザン闘争に発展、約8万もの島民が犠牲に
なったとされています。
また、この4.3事件を掃討するために派遣された軍隊が全羅道の麗水・順天(ヨス・スンチョン)で隊まるごと
反乱を起こし、その残党が智異山(チリサン)をはじめとする山岳地帯にこもり、長く絶望的な戦闘を繰り広
げました。彼らがすべて掃討・鎮圧されたのは、朝鮮戦争が休戦に持ち込まれた後の1957年です。
自らパルチザン闘争に参加し、『南部軍』(安宇植訳、平凡社、1991年)という記録を書いた李泰(イ・テ)
によれば、1949年から5年あまりに及んだ智異山地区における共産ゲリラ掃討作戦による交戦回数は1万717回
、戦没兵士および警官は6333人だそうです。これに対してパルチザン側の死亡者数はざっと見積もって1万であ
ろうというのが、李泰の推測です。
停戦協定が結ばれた後も、北朝鮮首脳部は彼らに対して何の措置もとらなかったため、パルチザンたちは見捨
てられた形となり、のたれ死ぬか、見つかって射殺されるか、投降するしかありませんでした。
その中には確固たる思想を持った共産主義者もいたでしょうが、貧しい身の上で、世の中が変わらない限り勉
強をする機会もなく、下男・下女として一生を終えるしかないと思っていた人々や、李承晩独裁政権の横暴を
許せなかった正義感の強い市民、若い理想主義者や芸術家志望者といった人々もいたはずです。
しかし彼らはひとまとめに「共匪」とされ、市民の敵と目され、韓国では長らく、パルチザン闘争のことは歴
史上のタブーとされてきました。生き残りの人々が体験を語れるようになったのは、民主化以降90年代に入っ
てからのことです。
https://bit.ly/3bc1ALr
中上健次が「長雨」に魅せられた理由。朝鮮戦争を描いた文学と日本の文壇との関わり
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植民地支配を受けた途上国で一番重要な問題は言語の問題です。アフリカの国々の多くは、そもそも初等教育
からして英語やフランス語で行なわざるを得ない。特にアフリカの場合、民族語が多言語あり、ひとつの民族
語でなんとかできる国というのはタンザニアくらいです。タンザニアは、独立以来、スワヒリ語を自分たちの
国民語として作ってきたので、スワヒリ語で全部何とかなる。しかし、タンザニア以外のアフリカ諸国は、英
語かフランス語、もしくはポルトガル領であればポルトガル語といういわゆる旧植民地の言葉を使うしかない
。初等教育の段階からそうです。
人材の問題を考えるとき、これは非常に大変なことです。どういうことが起こるかというと、高等教育を受け
ました、お医者さんの免許を取りました、法律家の免許を取りました、という人は、自分の国で医師や法律家
をやらなくてもいいわけです。ナイジェリア連邦共和国の医師、あるいは法律家は、イギリスに行ってもアメ
リカに行ってもカナダに行っても、自分の国で貰うよりもいい給料をもらって生活をすることができる。つま
り、世界的に通用する人間になってしまうわけですね。その結果として、たとえばガンビアで高等教育を受け
た人の六五パーセントは外国に住んでいるということになります。人材流出をしてしまうというわけです。
アジアとの違いが典型的に出てくるのはそこです。つまり、たとえば、インドネシアでは、高等教育を受けた
人もインドネシア語がベースで、英語やフランス語は必ずしも得意ではない。つまり彼らは、インドネシアで
何とかやっていかなくてはならない。その結果、彼らはインドネシア国家を発展させることに貢献する事にな
るわけです。タイなどはもっとそうですね。このように、アジアの場合はそういう意味で人材流出を食い止め
ることができるし、食い止めるに足る経済力も出てきた。経済力に関してはたとえばインドや中国がそうです
ね。
アフリカの場合はそういうものがない。つまり、高等教育を受けた人たちが自分の国で歩止まりにならない。
言語の問題があり、よその先進国に行ったほうが給料が高いという問題があり、さらに加えれば、その高等教
育で受けた知識を自分の国に還元しようと考えるかというと、必ずしも、そうならない。アフリカ各国の国境
線は、極めて人為的に引かれたものにすぎないからです。結果として、たとえば自分のコミュニティに尽くす
とか、自分の家族のために送金をするということはあっても、ナイジェリアという国家のために、何らかの形
で自分の知識を使うということ、これが形成しにくいというのがアフリカの非常に大きな限界です。人的・知
的資本というものを作ったときに、それが少なくとも国家にとどまって、その国を発展させるためにその能力
が使われるのかというと、アフリカの場合はこれが使われない。これが植民地支配の負の遺産であるというこ
とだろうなと思います。
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「ポスト社会主義モンゴル国の牧畜における土地利用」 上村明
「モンゴルでは、草の生育期である夏と秋の牧地は、事実上はともかく理念上は
誰でも使用してよい(open access)とされているが、
冬・春営地とその周辺の牧地については、むかしからそこを使用してきた
世帯以外の世帯の使用を制限する慣習がある」 11p
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「どうすればいいのでしょうか 選択肢はただひとつです 繰り返します 気象学者と科学者に 残された選択肢
はただひとつです その考えもしなかった方法とは 家畜を使い 群にして遊牧して 以前の群や肉食動物のよう
な 自然を真似するのです 人類に残された選択肢は他にありません」
(以下、モンゴル研究者からよせられたコメント)
そーなんですよ。昔のモンゴル人なら誰でも知っていました。五畜を飼い、《富まず、乏しからず》、草原を
守ることが万物共生の道だということを。禁酒法ならぬ、禁収奪法をつくり、お馬鹿経済を止めて、遊牧民に
見習おう!
砂漠を緑地化させ気候変動を逆転させる方法
アラン・セイボリー TED2013 Allan Redin Savory 22分
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あるイギリス人がペルーの山中でもっとも医薬品に向いたキナ種を探し出し、これをイギリス政府に献上した
ものの、政府はまったく関心を示さない。そこで、この人物はオランダ政府にこの種を買ってもらったのです
。キナの将来性に気づいたオランダ政府が、ジャワに移植し、特産品として育てたのです。
第1次世界大戦が起きると、解熱・消化剤としても価値があるキナを押さえるため、イギリス・アメリカ・フラ
ンス・イタリアの4カ国が購入連盟(シンジケート)を作り、オランダから独占的に買い始めました。
ところが、戦争の進展とともにヨーロッパでは船舶が不足し、キナの輸送が止まってしまいます。困ったのは
ジャワ島の栽培業者で、収入が途絶えたうえ、大量の在庫に悩まされました。
この状況を見て、1916年、ジャワ島の領事館から日本の内務省に報告が届きます。「いまだったら、この4カ国
連盟に割り込めるチャンスだ??」と。
当時の内務大臣は後藤新平で、後藤と親交のあった星一(ほしはじめ)がこの話に乗っかります。星一は、当
時破竹の勢いだった星製薬の社長。作家・星新一の実の父でもあります。
https://bit.ly/2XhHAPr
東洋一の「星製薬」とアヘン事件 「マラリア薬」「モルヒネ」「コカイン」の国産化
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「私は政治について人から宣伝されることも人に宣伝することも好まない。どぎつい政治的宣伝は、たといそ
の中に幾分の正しさを含んでいる際にも私にとってはやりきれない心理的攻撃であって、ことに共産主義者の
それは私を決して中立的にじっとさせておいてくれない点で身にこたえる。このわかり切った「真実」を自分
で考えてみるなどは持っての外だといわんばかりにぐんぐん肉薄してきて、有無を言わさず「イエス」を言わ
せようとするのである」
林達夫「共産主義的人間」
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「政治くらい、人の善意を翻弄し、実践的勇気を悪用するものはない。真のデモクラシーとは、この政治のメ
カニズムから来る必然悪に対する人民の警戒と抑制とを意味するが、眉唾ものの政治的スローガンに手もなく
ころりと「だまされる」ところにどうでも人が頼らねばならぬ政治のおぞましい陥穽があるともいえよう。私
は化けの皮をかぶっていない政治というものには、未だかつてお目にかかったことがない」
林達夫「新しき幕明」
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学校法人 佐久学園 「人間福祉学部」新規開設について
2020年10月28日 佐久学園 理事長 盛岡正博
”ヒューマンケアの佐久大学”
少子社会で地方都市に、何故、文系の新学部を開設するのか?
(説明趣旨)・・・
・コロナ後社会を生き抜くことを思考し、行動力を持つ人財育成を図る
・ヒューマニズムなきグローバリズムは”暴力と侵略”である
・排他主義や利己主義と反智性主義の潮流に抗う共生社会を目指す
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シンポジウム 「アフターコロナを生き抜く人材育成」 2020年12月19日
コーディネーター 野口定久 人間福祉学部学部長予定者 日本福祉大学特別任用教授
”ヒューマンケア”の佐久大学人間福祉学部は、信州佐久の地に拠点を置いて、
地域社会を基盤とした豊かな人間性を育み、地域社会に貢献できる、
社会福祉領域を中心に看護領域および地域医療領域と連携した専門職人材を育成します。
ヒューマンケアという用語は耳慣れないと思いますが、
第1に、すべての人の命と健康をまもる保健医療の領域。(生命)
第2に、豊かな暮らしを実感する地域生活の領域。(生活)
第3に、人生100年時代を生きる健康長寿の領域(人生)
をカバーする新しい学問領域でもあります。
佐久大学人間福祉学部の学部長予定者の野口です。
(1)医療・福祉・介護現場は、いま新型コロナウイルスに直撃されています。
”ヒューマンケア”の佐久大学人間福祉学部は新型コロナウイルスを克服する、
新しい学問と実践の領域です。
(2)皆様方と一緒に、あたらしい学問領域を切り開き、医療・福祉・介護現場を楽しい、
エッセンシャルワークの人材育成の場に変えてまいります。
(3)具体的には3つのプログラムに重点化して教育と研究を進めてまいります。
・地域で実際に学ぶ教育プログラム
・佐久ケア・モデルの実践
・地域で活躍する福祉系専門職資格の取得
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グローバル・ジャスティス研究会 2021年1月の企画
コロナ危機で問われる私たちの食と農
■1月10日(日) 午後1時半~4時
※終了後 交流の時間を設けます。16:50頃終了予定。
■報告:松平 尚也さん(耕し歌ふぁーむ)
食料が国境を越えてやり取りされるようになった今、コロナ危機によって物流や人の移動が妨げられることに
よって、食料の供給が脅かされています。その影響は(季節)農業労働者や社会的弱者を直撃しています。また
、国連機関が世界で飢餓に苦しむ人が倍増すると指摘しているように、食料問題はこれまで以上に深刻になっ
ています。
多国籍企業が支配する農業から、地域に根ざした小規模生産者を基礎とした農業へのシステム変革、そして自
然や健康、そしてとりわけ「南」の諸国の人々の人権を脅かす消費の見直しは、コロナ危機下の、そしてコロ
ナ後の私たちの生存のために避けられない課題です。
京都で農業を営みながら、グローバルな農業の問題について発信し続けている松平尚也さんの報告をもとに、
いっしょに考えましょう。
■場所:ひと・まち交流館京都 第4会議室(3階)
■参加費:500円
*割引希望の方は受付で遠慮なくお申し出ください
*換気と密集回避には十分に注意をしますが、体調や生活上の対人接触の条件等をご自分で判断し、無理のな
い範囲でご参加ください。
*化学物質の影響によるさまざまな疾患を訴えておられる方がいます。当日は柔軟剤、
整髪剤、制汗剤、香水などの使用をなるべく控えるよう配慮をお願いします
■facebookイベントページ
https://www.facebook.com/events/401390394322777?active_tab=about
《ひと・まち交流館京都》
京都市下京区西木屋町通上ノ口上る梅湊町83番地の1 (河原町五条下る東側)
★電車:京阪・清水五条駅下車8分 地下鉄烏丸線・五条駅下車10分
★バス:市バス4・17・205号系統「河原町正面」下車
主催:グローバル・ジャスティス研究会
080-2742-2590
・:・:・:・:・:・
私たちのまわり、そして世界を見渡せば、戦争、暴力、排除、地球環境の危機…情報の
洪水の中で忘れられがちな人びとの人権と尊厳/私たちの住むこの国も無関係ではな
いその原因、背景、歴史に、そしてそれに抗おうとする世界の人びとに、目を向けた時、
システム・構造を変えようとする動き、違う生き方の模索と出会い、人間にとって大切な
共感・共生、自然との共存を学ぶ。
「グローバル・ジャスティス研究会」は、公正な社会の実現に向け、現状を知りその原因
や、次世代の社会について話し合う場を重ね、様々な問題に取り組むグループとも手を
つなぎたいと考えています。
通常は月1回、講演会などを開催しています。皆さんのご参加をお待ちしています。関
心のあるテーマで企画に参加したい方も歓迎です。
会員募集中(年会費1000円(毎年7月に更新) )
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米ジョージア州上院決選、民主が1議席獲得へ もう1議席は大接戦
ロイター 2021年1月6日 4:54 午後
1月6日 米南部ジョージア州で連邦議会上院の勢力図を決める2議席を巡って決戦投票が行われ、このう
ち1議席について、エジソン・リサーチは6日、民主党候補で黒人牧師のワーノック氏が共和党の現職ロフラ
ー氏に勝利するとの見通しを示した。写真はユーチューブで自身の映像を流すワーノック氏。1月6日、アト
ランタで撮影(2021年 ロイター)
[アトランタ/ワシントン 6日 ロイター] – 米南部ジョージア州で5日、連邦議会上院の勢力図を決める
2議席を巡って決戦投票が行われた。このうち1議席について、エジソン・リサーチは6日、民主党候補で黒
人牧師のワーノック氏が共和党の現職ロフラー氏に勝利するとの見通しを示した。
また、もう1つの議席を巡る共和党の現職パーデュー氏と民主党候補でドキュメンタリー映画プロデューサー
のオソフ氏の争いは大接戦となっており、エジソン・リサーチによると、98%想定集計時点でオソフ氏(得
票219万5441票)がパーデュー氏(同219万1881票)を約3500票上回っている。
https://jp.reuters.com/article/idJPL4N2JH1MK?il=0
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「日本政府は中国と同じことを頼む」 ニューヨーク・タイムズ前支局長が内実を暴露
毎日新聞2021年1月6日 15時00分
2020年が終わり、新たな年を迎えた。年明け早々から緊急事態宣言などで政治の役割が問われる中で、メデ
ィアは政権の監視役となりえているか。中国や日本の取材経験が長い米紙ニューヨーク・タイムズの前東京支
局長で、新著「吠(ほ)えない犬」(双葉社)で日本政府とメディアの関係を詳しく書いたマーティン・ファ
クラーさんにじっくり話を聞いた。
【金志尚/統合デジタル取材センター】
「アメとムチ」
――「吠えない犬」というタイトルにどんな思いを込めましたか。
◆本来メディアは権力者の監視役、つまり「ウオッチドッグ」(番犬)にならなければいけません。おかし
なことがあれば吠え、市民に伝えるのです。しかし実際はどうでしょうか。私にはむしろ、権力にすり寄る「
ポチ」に見えました。安倍晋三政権は自らに好意的なメディアには単独インタビューの機会を積極的に与える
一方、批判的なメディアにはあまり与えませんでした。こうした「アメとムチ」を巧みに使い分け、「取材し
たかったら協力しろ」という無言の圧力をかけてきたのです。この場合の協力というのは、政権にとって都合
のいい情報を発信することです。
――メディアにいる者としては、取材機会がなくなるのは怖い。責務も果たせなくなります。
◆権力者に近づいて情報を取ることを「アクセスジャーナリズム」と呼びます。それ自体は決して悪いこと
ではなく、必要なことです。しかし、日本のメディアはこれに過度に依存しています。本来メディアは独自取
材に基づく「調査報道」とアクセスジャーナリズムの二つをバランスよく行い、問題を多角的に報じなければ
いけません。調査報道は人も時間もお金もかかりますが、埋もれている問題を明らかにするためには絶対に必
要な手法です。
ただ、現状は調査報道に比べてアクセスジャーナリズムによる報道の方が圧倒的に多い。安倍政権はこの点
をうまく突き、利用したと言えます。つまり、政権に批判的な記事は書かないという「条件」で、記者にアク
セスする権利を与える。
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