和歌山放送ラジオ ボックス(2021/2/19) 伊藤宏 オリンピック会長ゴタゴタから、女性差別、お上意識の残る封建的日本でオリンピックをすべきでないことを語る、福島・宮城地震から、庶民のしんどさを理解しない政治家は失格であることを主張する!
永岡です、和歌山放送ラジオのボックス、金曜日のコメンテイターは和歌山信愛女子短期大学教授、新聞うずみ火編集委員の伊藤宏さんでした。司会は赤井ゆかりさんでした。
伊藤先生の脳に効くニュース、今週もリスナーの声が殺到して、森発言からの騒動も橋本聖子氏になり、日本の女性からのうねりなし、オリンピック会長人事ゴタゴタ、オリンピック会長に橋本聖子氏、文春にセクハラ問題が載り、コロナ禍の収束ではなく終息してほしいとの声があり、新会長人事への質問も殺到、水面下のこともあったと指摘もあり、伊藤さんはこの件、先週森発言、放送後川淵氏にとなったら一転して橋本聖子氏に、適任というものの、日本社会に根強く残る男尊女卑があり、それを払しょくするためにではなく、オリンピック強行のためであり、森氏の発言は言語道断だが、その場で森氏を諫める声はなく、橋本氏も組織委員会の差別体質には言及せず、表向き表面を取り繕っただけ、中はそのまま。橋本氏もスキャンダルがあり、相手の高橋選手は否定しているが、世界的にはこれは問題視されていて、橋本氏は自分の過去のことをちゃんと説明せず、行為の本質に触れず、伊藤さんがっかりしたのは、橋本氏が決まったら自民党竹下氏が男みたいだと言って、それを男勝りといいかえる自民党の男尊女卑体質は何も変わっていないもので、オリンピックで島根県知事が聖火リレーを中止、これは政治的な意図ではなく、尾身氏は東京の感染が爆発的なのに検査がないと語り、東京の検査は外から見たら不十分で、東京から聖火リレーはおかしい。東京オリンピックというものの、全国国民が歓迎しないのにやるのはおかしく、伊藤さんは島根県知事の発言から、東京と地方の格差があり、言っていることは正しく、島根県はコロナを必死に抑え込んで、東京は感染爆発、地方はしんどいのに、竹下氏は島根県選出で知事を注意はおかしい、日本社会は男性中心、二階氏も女性蔑視的な発言で、竹下氏も知事を国会に呼ぶと言うのは、お上のやることに逆らうなというお上意識、庶民もお上に逆らうなの意識、森氏の問題も、お上の言うことに逆らうなであり、しかしこれら問題発言は検証すべきで、根源的な問題は残り、国内だと隠せても、オリンピック憲章には遠く、日本の差別意識を払拭しないとオリンピックはやるべきではないと説かれました。
なお、沖縄戦時の知事、島田叡さんの映画は沖縄と神戸、栃木県のコラボでも製作中で、島守の塔(https://shimamori.com/ )、島田さんと沖縄県警の荒井さん(栃木県出身)のことを描いたドラマの映画、ただコロナ禍で昨年の公開予定が延期で、来年公開予定です。私・永岡の愛用の眼鏡を作ってもらったお店の社長さんが発起人の一人、具体的な上映予定分かったらまたお知らせいたします。この映画も佐古さんの映画「生きろ」とともに皆さんよろしくお願いいたします。
続いて、リスナーより地震の声もあり、福島、宮城地震、東日本大震災10年でも大きな余震、伊藤さん、東日本大震災10年でも、余震であれだけの大地震は大変、しかし自然にして見たら10年は一瞬、そして和歌山県でも地震、伊藤さんの大学が震源で大変、阪神淡路大震災みたい、揺れは感じず、赤井さんはのところは揺れたものの、伊藤さんのところは校舎が鉄筋だったが、南海トラフ地震も対処しなければならず、東京オリンピックは復興五輪がコロナに打ち勝つになってしまい、東日本大震災は世界的にも前例の少ない大地震だったが、その後自然災害連発であり、コロナの中で大地震が来て大丈夫なのかと思っていたら、国会議員は夜遊び、伊藤さんはこんな中で夜遊びの感覚は理解できない、島根県は抑え込んで、飲食店、観光業は大変なのに、国会議員はなぜ夜遊びか?
オリンピックは政治の色がぬぐえず、新会長の選出に透明性というが、国会議員は夜遊びしても、自民党離党ではおかしい、自民党への謝罪ではなく、国民、納税者に謝罪すべき。菅総理の感覚だと橋本会長の人事は透明性を確保したのだろうが、庶民は理解できず、国民は政治家に防災、命を預けていて、庶民がオリンピックについて持つ懸念を、政治家は感じる感覚なし。菅総理のドラ息子のことも問題になり、息子は別人格というが、菅氏の息子が総務省と利害関係は必須で無関係とは理解できず、それが庶民感覚、物事を、庶民の感覚でやってもらわないとだめ、自粛、休業要請の中でしんどい庶民のことを理解しないと政治は要らないと怒られて締めくくられました、以上、伊藤さんのお話でした。