憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使容認に反対する集会が8日夜、東京都千代田区日比谷野外音楽堂で開催された。主催者発表で約5千人が参加。都心をデモ行進し、「解釈改憲で憲法9条を壊すな」と訴えた。

護憲派の市民団体など100を超える団体が呼びかけた。作家の大江健三郎さんが壇上に上がり、「戦争に敗れ、日本人は新しい憲法を作った。政府は多くの犠牲によってできた時代の精神を壊し、世界に広がる戦争に参加しようとしている」と訴えた。

行使容認について安倍政権は、首相の私的諮問機関からの報告書を受け、閣議決定による解釈変更を目指す。友人と参加した20代の女性は「憲法や集団的自衛権の問題が連日のように報道され、戦争という言葉が現実感を伴うようになった。戦争をする国にはしたくない」と語った。(川端俊一)

 

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