永岡です、ラジオ大阪の、中井雅之のハッピーで行こう!火曜日の名物コーナー、週刊!矢野新聞、新聞うずみ火代表でジャーナリストの矢野宏さんのお話がありました。
今週のお話は、この枠で日本全国に関わるお話、大阪のお話がある中、大阪都構想についてで、大阪都に関する広報誌が発行中止になり、過去3回出て、自民が都構想は要らんと書いたことに維新が批判し、他の会派は賛成・反対意見も載せたのに、協議会のトップの意図で禁止です。
橋下市長は、都構想について市の職員に話すことを禁止しており、何か都合が悪いのか、であるのです。
その都構想、目的は二重行政解消+府と市の広域行政一元化(ひとつの市で出来ないごみ問題などを府に一元化)+大きな府を小さくするのですが、政令指定都市の大阪市を廃止して5つの特別区に再編し、大阪市が府の仕事もしているのに、それを分けて、大学、病院、消防ほかを変えると言うのです。
大学・高校は府営ですが、維新は東京だと都営大学なのに、大阪は市立と府立があり、職員も市と府の職員で減らせると維新は言うのですが、2011年の大阪府市の統合会議では年間4000億とぶちあげたのに、今は229億に減り、しかし、野党はこれに地下鉄民営化など、都構想と関係ないと指摘、野党の指摘では1億+庁舎立替で初期必要は680億=大赤字と指摘します。
賛成、反対と別れており、今のままの改革も可能で、大阪都というのは使えず、名前は大阪府のままで、大阪府○○区淀川○○町などになり、ややこしいものです。
都が使えないのに使うのはブランド偽装で、橋下氏は都と使えるというものの、首都ではないと言い訳しています。変えるのにお金もかかります。過去の市町村合併もお金がかかっています。
住民投票は5月17日、20歳以上の大阪市民で、在日の方は投票できないものです。賛成過半数だと、2年後に大阪市解体、反対なら廃案ですが、住民投票の費用は明らかにされず、出直し市長選の6億以上はかかるのです。
そもそも、政令指定都市は自分のことを自分で決められ、大阪市の財産を大阪府に取られる可能性もあり、平松市長と橋下知事で、水のことでぶつかり、頓挫で、中井さん、過去に鶴見区におられて、活用されない土地を、府と市の権利で上手く行かないと聞いたとされ、互いのなわばり争いで、利権、既得権益もあると指摘され、中井さんは強大な利権で動かせず、大阪の解体がいると橋下氏から聞いたと言われて、しかし矢野さん、それなら急がず説明して、みんなで納得できることが要ると言われました。
メリット,デメリットをちゃんと説明して、中井さんは切り札がないと言われて、矢野さん、大阪市の問題を考えるべきで、3月7日に、うずみ火で大阪都構想について考える講座を、平松前市長を招きやり、これは資料代1200円、予約不要、橋下知事時代の実態を平松さんが、裏話も話され、当時話されなかったこともあるというのです。
以上、今週の矢野さんのお話でした。